スクールバス通学

今年度から、旧網戸小学区の中で希望する児童は、統合先である乙女小学校へスクールバス通学となります。

スクールバスの利用について、当初案では先例である絹義務教育学校、豊田小学校の運用規定を参考に、
乙女小から一定距離の範囲内は徒歩通学とされていました。
これについて、複数の保護者様から
・安全な登下校のために、距離に関係なく希望する児童はスクールバスを使わせてほしい。
・スクールバスのバス停を、利用希望児童のいる各集落に設置してほしい。
との御相談をいただきました。

よくよく話を伺ってみると、「バスがあるなら使いたい」ということではなく、お子さんの安全を考える切実な願いであることがわかりました。
先例の2校に比べ著しく児童数が少ないため登校班を組めない状態であることや過去の不審者事案等を教えていただき、
私も市政報告配布で伺ったときを思い出すと、乙女小からの通学路案とされている道の人目のつきにくさ、人家の少なさ等が気になりました。
また、いずれも平成末期の資料・統計ですが、政府資料で登下校に関する危険回避の一つの対策に集団登下校が挙げられていることや、
13才未満が被害に遭った道路上での身体犯(※)のうち15時~17時の発生が約6割を占めることも踏まえ、
今回の御相談には合理性があり、距離だけではなく児童の安全確保の観点からの検討が必要であると考え教育委員会に相談したところ、
真剣に話を聞いてくださいました。

最終的には議会や教育委員会ではなく関係者会議で決定することになっていましたが、乙女小学区をはじめとした関係各位の御理解御協力により、
距離に関係なく旧網戸小学区の希望児童はバスを使えるようになり、各集落にスクールバスのバス停ができました。

関係の皆様に御礼申し上げるとともに、乙女小での新たな学校生活が楽しく、順調にスタートすることを願っています!

※身体犯…殺人、暴行、傷害、強制性交等、強制わいせつ、逮捕監禁及び略取誘拐のうち、
道路法第3条の一般国道、都道府県道若しくは市町村道又は一般交通の用に供する私道で行われたもの。

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