熱中症対策の視察
7月28日(月)、所属会派「おやま創生会」で山形県米沢市へ。
米沢市では2年前のこの日、部活帰りの女子生徒が熱中症で亡くなる痛ましい事故が起きました。
その教訓として熱中症対策にかなり力を入れており、小山市でも参考になるものが多いことから視察をお願いしました。
市役所での丁寧な御説明のあと学校の視察もさせていただき、対策として導入した機器の実運用も知ることができました。
学んだ内容をもとに、9月議会で質問する予定です。
昼食後は、女子生徒が亡くなった現場に伺いました。
前職で安全部門に在籍していた当時から、慰霊碑や事故現場にはなるべく出向き、現場の様子を含めて学ぶようにしています。
事故から2年経った今も寄せ書きや花、飲み物が供えられており、友人や地域の方々の温かさが伝わってきました。
視察の際、「亡くなった女子生徒は自然が好きで樹木にも興味を持っていた」と聞いていたので、私はあとあと地面に流して木々の成長にも役立つよう、水を供えました。
市街地の外れの交差点から延々と続く上り坂。
あの日、女の子はどんな気持ちで自転車を漕ぎ(押し?)ながらここを上って行ったのだろう。
体調が悪くなってから何を思っていたのだろう…つらかっただろうな…と考えながら歩いていくと、やがて現場に着きました。
そこで「乙葉リーフレット」(※1)を読み、熱中症の危険性や予防の重要さを痛切に感じ、色々な思いが去来しました。
多くは書きませんが、この思いを忘れず、小山市の熱中症対策が一層深まるよう取り組んでいきます。
※1:乙葉リーフレット…亡くなった女子生徒(乙葉さん)の御両親が中心となって作成した熱中症予防のリーフレット。著作権が気にかかるのでこちらには載せませんが、米沢市のHPで御覧になれます。
※2:現場を正面から撮影することは控えましたが、事故のことは知っていただきたいので横から撮った画像を添えます。
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